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2007.05.23  オスロで開催されたFutureTV show 2007にてワンセグとISDB-Tmmについて講演しました。

以下講演要旨

フジテレビジョン 
岡村智之

1. はじめに
 Future TV showは、英国のWTG (World Trading Group)が主催するコンベンションで、昨年デンマークで開催され、今回が2回目である。この度、主催者より講演依頼を受け、日本のワンセグと ISDB-Tmmを中心に講演した。参加250名で、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、イタリア、スペイン、デンマーク、ポーランドなどでニュービジネスを手がけているシニアクラスディレクター、サービスの責任者、コンテンツ制作者、コンテンツ投資家などである。

2. テーマは、ブロードバンドテレビとモバイル
 今回のコンベンションのテーマは、ブロードバンドテレビとモバイル放送にフォーカスされている。欧州では、IPTVよりむしろブロードバンドテレビというカテゴリーの一つとしてIPTVをとらえており、専用のマルチキャストチャンネルを使わないブロードバンドテレビにフォーカスした議論が多かった。

3. モバイルTV パネルセッション
 登壇者は、岡村、フィンランドの通信事業者TeliaSoneraのユハニ・キヴィカンガス、NRK(ノルウェー放送)のグナー・ガーフォス氏。日本のワンセグについてプレゼンし、熱心な関心を集めた。特にワンセグの普及状況とISDB-Tmmによる今後の展開に注目するベンダーは多かった。
 フィンランドでは、DVB-Hによる実験が行われたことが報告された。CNNとBBC Worldを3.9ユーロでサービスしたそうだ。NRKは、このような新しいサービスをするには無料チャンネルが魅力的であることが重要で、無料放送送は政府からの財政援助が無いと難しいとの意見であった。

4. Future TV Around the world Asia(ワンセグとISDB-Tmmの報告)
 世界の進歩的テレビサービスというテーマで日本のワンセグと次世代サービスのISDB-Tmmについて講演した。ワンセグの普及について、今年度内に2700万台出荷されるという予想がでていることについて大変驚かれた。
 欧州では、日本のようにデータ放送と携帯電話WEBを組み合わせるサービスは例が無く、ワンセグの地上波のサイマル放送から始め、普及を先行させながらISDB-Tmmへと進展させていく戦略には、非常に感心された。

ISDB-Tマルチメディア
フォーラムとは?

ISDB-Tマルチメディアフォーラムは、ISDB-T方式ファミリーを用いた新しいサービスを研究し、日本のデジタル放送の発展に寄与すると共に、地上アナログテレビ放送終了後のVHF周波数帯域において、同方式を用いたモバイルマルチメディア放送の有用性をプロモーションすることを目的とします。

モバキャス